天国へ
この世に生を受け、命あるものはいつかその命も尽きてしまいます。特にハムスターは臆病な性格からストレスをためることも多く、寒さや暑さにも弱いので、室温をきちんと管理していなければ、昨夜までとても元気に遊んでいたのに、次の日見たら天国へ……なんてことになります。動物はケガや病気を隠そうとする本能があります。その小さな体は病気になっても気づきにくく、気づいたときにはもう遅かったということもあります。寿命をまっとうできるよう、しっかりと飼育環境を整えて、病気に気をつけていかなければいけません。
寿命
ハムスターの大きさや種類にもよりますが、病気もせず、歳をとって自然死するまでは平均して2年半〜3年くらいです。私たち人間の感覚で言うととても短いですが、その分、ハムスターにとってものすごい速さで時間が流れているのでしょう。
生まれて1ヶ月で大人になり、2年をすぎると高齢だと言われます。その小さな体で、一生を駆け抜けているのです。人間にから見て、2〜3年で死んでしまうなんて、とっても短い命のような気がしますが、ハムスターにとってはとても長い月日なのかもしれません。
生きられる長さが違っても、姿形が違っても、同じ1つの命です。命の重さに違いなどありません。
ペットロス
ペットロスは、愛するペットを亡くしてしまった悲しみで、喪失感に支配されてしまい、なにもすることができなくなってしまうことです。それまで見返りを求めない、無心の愛をむけてくれたペットがいなくなり、悲しむ気持ちは当然のことなのですが、ペットを家族以上に思ってしまい、失うことで自分の半身がなくなってしまったかのように感じてしまう人もいます。そしてどんなに月日が流れてもその気持ちは変わらず、最後にはうつ病になってしまう人までいます。
ペットロスに陥るのは仕方のないことかもしれません。ペットの死を受け入れられるまで、時間が必要でしょう。ゆっくりと時間をかけて、前向きにいかなければいけません。ペットロスの段階 |
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第1段階 |
否定 |
第2段階 |
怒り |
第3段階 |
取引 |
第4段階 |
沈鬱 |
第5段階 |
受け入れ |
見送る
これまで家族として暮らしてきたハムスター。短い生涯でしたが、しっかりと天国に見送ってあげましょう。こんな悲しい思いをするのなら、もう2度とペットは飼わない!そう思う人がほとんどですが、どんな生き物でも生まれてきた以上、天国に行く日は来るのです。
もしペットショップで売れ残ったハムスターや、無計画な繁殖で増えすぎて困っている人がいたら、そのハムスターを助けると思い、天国に行ったハムスターの分までかわいがってあげてはどうでしょうか。
手の中で
朝まで回し車で運動し、ご飯も食べてケージの中をカサコソやっていたのに、昼間ぐっすり眠ったまま起きてきません。おかしいと思いハウスを覗いてみるとなんだか様子がおかしいです。ぐったりとして、呼吸も少なく、体も冷たくなっています。2歳をとっくにすぎていたので、老衰だったのでしょうか。
そっと手の平で包み込んで温めてあげました。時間をあけて2回ケイレンをおこしました。泣きながら体を暖めてあげたのですが、3回目のケイレンのあと、私の手の中で天国に旅立っていきました。悲しみはありましたが、他のハムスターの世話をしている中で、ペットロスになることもなく過ごせましたが、手の中で旅立ったのはあの子だけでした。
今でも最期の光景が頭から離れません。


