繁殖
ハムスターに限らず、ねずみの仲間は大人になるのも早く、赤ちゃんもたくさん生むのであっという間に増えてしまいます。もしも増やすつもりがないのであれば、1匹ずつ飼うようにしなければいけません。オスとメスを一緒にしておくと、次から次へと赤ちゃんが産まれてしまいます。
大人のハムスター
ハムスターは生まれて1ヶ月で大人になります。2ヶ月になると赤ちゃんが産めるようになります。
ペットショップで購入したハムスターで生まれてどれくらいたっているのか分からない場合は、体重が80〜130gだと、赤ちゃんを作ることができる目安になります。
赤ちゃんを作る時期は春と秋の2回で、気温が20〜22度の環境です。ただし、家の中で飼っているハムスターは1年中の場合がほとんどです。だから計画的にしなければ、年中赤ちゃんが増え続けて行くことになります。
お見合い
人間でも好きな人や苦手な人がいるように、ハムスターにも相性があります。ですから繁殖させるためにいきなり同じケージに入れるのではなく、最初はお見合いからスタートです。
オスとメスを入れたケージを4〜5日だけ隣合わせに置いて様子を見ましょう。ケージごしにケンカをしないようならメスのケージにオスを入れてみます。自分の縄張りに違うハムスターが入ってくるので、最初はメスがオスを攻撃してしまうかもしれませんが、うまくいく場合はすぐにおさまります。
もしケンカが激しくなるようだとお見合いは失敗ですので、すぐに2匹を別々にしましょう。
ハムスターの妊娠と出産
2匹を一緒にしておくと、オスがメスを追いかけるようになります。
メスがオスを受け入れると、1時間ほど繰り返して交尾が行われます。交尾が終わったらオスをケージに戻します。妊娠したメスはとても気が荒くなっています。10日ほどでメスのお腹がふくらんできて、歩き方もゆっくりになり、体重も増えます。
妊娠してから赤ちゃんが産まれるまで15〜16日かかります。出産が近くなるとハウスにこもりがちになり、巣材を集めたりします。このころからにおいが気になるかもしれませんが、ケージの掃除はちょっとがまんです。
お母さんハムスターに刺激を与えないように、ケージを静かな場所に移動してください。
エサはチーズやニンジンなども与えましょう。
赤ちゃん誕生
ハムスターの赤ちゃんは、周りが静かなときに産まれます。朝早く生まれることが多いようです。ハウスの中から『チーチー』と声が聞こえてきますので、生まれたのが分かります。のぞいて赤ちゃんを見てみたいところですが、がまんしましょう。
お母さんハムスターにストレスを与えてしまい、せっかく生まれた赤ちゃんを食べてしまうことがあるからです。エサを与えるときも静かに、刺激しないようにしましょう。エサは栄養のあるものをあげます。
お母さんハムスターがハウスから出入りするとき、中から赤ちゃんが出てしまったら、絶対に手で戻してはいけません。
スプーンや布を巻いたハシなどでハウスに戻します。人間の臭いをつけてはいけません。
ハムスターの妊娠と出産
ハムスターは最初に紹介したように、1ヶ月で大人になります。生まれてから大人になるまで、どのように成長するのでしょうか。
週数 |
赤ちゃんの様子 |
誕生 |
生まれたての赤ちゃんハムスターは体重5gほど、毛も生えていなく、体は赤っぽいです。4日ほどで体重が2倍になり、目が開きます。お母さんからは夜におっぱいをもらいます。 |
1週目 |
1週間を過ぎると体に毛が生え始め、10日くらいで自分でエサを食べ始めます。水でふやかしたペレットを皿に入れてあげましょう。 |
2週目 |
ハウスの外に出てトイレをするようになります。 |
3週目 |
時間をかけてヒマワリの種をあけられるようになります。おっぱいを飲む回数も減ります。生後20日以降であれば、里子に出しても大丈夫です。 |
4週目 |
そろそろお母さんハムスターと別々にする時期です。大人になりますので、分けて飼わなければさらに赤ちゃんが増えてしまいます。 |
巣分けの失敗
メス2匹をもらったはずの我が家のハムスター。
実はオスとメスで赤ちゃんが産まれてしまったわけですが、このときでオスとメスを別のケージにして2個のケージでした。生まれた赤ちゃんはとても小さくてちょこちょこ動き回り、とてもかわいいです。そろそろ生まれて1ヶ月になるので、オスとメスを分けてケージにうつさなければと思い、巣分けしました。
それから約2週間後……また赤ちゃんが産まれました。
どうやら巣分けしたとき、すでに妊娠していたようです。ちょっと巣分けのタイミングが遅かったようです。最終的には12匹になり、ケージや水槽も12個になってしまったのです。


